大石田を楽しもう倶楽部

大石田の雛祭り+肘折り温泉の旅の記録

4月3日(金)

7:20東京駅出発  一行4名。
宝町インターから高速道路で山形へ蔵王あたりの積雪が心配でしたが、山形自動車道笹谷峠も無事通過。山形北インターをおりて、ちょうどいい時間となりまし
天童にある「やま竹」で昼食。せいろ一枚800円。
だしのよく効いたつゆと当日使う分だけひくというそば粉。食べやすい細めのそばがお いしい。濃い目の蕎麦湯が一行には好評でした

やま竹 023?653-2116

大石田のメインストリート(といっても全長100mぐらい)での雛見。主に江戸時代のもので、最上川舟運の中心河岸であった大石田には、京都よりもたらされた立派なお雛さまがあり、当時の繁栄がしのばれます。

高桑家で一番古いというお雛さま。いつぐらいのものかよくわからないということです。しっかり寄り添った姿が愛らしい

こちらも高桑家の享保雛。

さらに歴史民俗資料化館へ。

ここは残念ながら撮影禁止。たっぷり豊かな大ぶりの享保雛が印象的でした

あったまりランドで温泉に入り海藤さんの民宿「でくの坊」へ。
でくの坊の宿泊予約はこちらです。

夕食のあと(雪蔵はくさいと三枚肉のおなべも、じゃがいものグラタンも、みんなおいしい!)大石田を楽しもう倶楽部の設立総会。

地元の方もかけつけてくれて、大石田のあれこれについて話がはずみます。その場で入会してくださった星川さん、田中さん、ブルーノさん。

ありがとうございました

薪を暖炉で燃やす。癒されます。
くの坊はほっとする温かさにあふれていますこんなランプも。

4月4日(土)

朝目覚めたら、あたりは霧につつまれて幻想の世界。

最上川の川霧で、特に秋には何も見えなくなるほどだそうです。

たっぷりの野菜と手作りソーセージの朝食。その様子を窓から見守る猫。

隣の猫が海藤さんちの作業小屋で子を産んで、そのままいついてしまったそうです。

名前はなくて「ねこ」とか「ちび」とか呼ばれて可愛がられているという大らかさ。

つづいてブルーノさんのところへ。

フランス生まれの陶芸家。大石田が気に入って窯を造り、石で家も造ってしまいました。この家はここまで造るのに15年。細部まで完成するにはあと15年ぐらい。大石田は時間の流れかたが違うのです。

積んである薪は、登窯で陶器を焼くときのもの。赤松だそうです。

ブルーノさんの作品。どことなくフランス風。

でも不思議に日本の古いものともマッチします。

6月11日から18日までブルーノさんの作陶展が開かれます。

作陶展のお知らせはこちらです

オレンジとチーズ(今私が気に入っている組み合わせ)、

堅いパン、おにぎり、果物、なにをのせるかイメージが膨らみます

お昼は大石田そば街道で有名な次年子(じねんご)。

予約していった土田さんの店は、次年子で収穫された地粉にこだわり、地元のそばの打ち方にこだわった玄そば。辛み大根を薬味に食べる素朴な味。

土田さんの作るおいしい味噌も、ここでじっくり熟成されていました。

新庄駅から宿の迎えの車で山間を40分ほど走って肘折温泉へ

次年子から新庄に抜ける道筋には、ふきのとうがあちこちで芽を出しています。

一行の目はたちまちふきのとう探索モードに。

宿泊するのは「元河原湯」

ひなびた温泉の宿ながら、囲炉裏端で供される料理はなかなかの味です。

肘折の湯は冷泉、温泉、炭酸泉と各種そろっていて湯量も豊富、殆どの宿が源泉掛け流しという、わざわざ訪ねる価値のある温泉です。

サイダーみたいな炭酸泉は残念ながら次回のお楽しみ。

湯治宿が並ぶ肘折温泉街。下駄がよく似合います。
4月5日(日)

早朝の肘折温泉。食材からお土産までなんでもそろうよろず屋がありました

11時に新庄を出発。

12時すぎに天童の「吉里吉里」でまたもやおそばの昼食。蔵のある屋敷を改築した店で、今山形で人気の店だそうです。
せいろ一枚730円 にしんのやわらか煮580円野菜てんぷら830円 甘さを抑えたそばつゆに細めのそば

「吉里吉里」023-655-5670

午後6時 心配していた渋滞もなく無事帰着。 

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