大石田を楽しもう倶楽部 更新:2016 10.08
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海藤さんの美味しいお米が実る田んぼ。 山形県産米からは、放射性物質は検出されませんでした。(2011.9) |
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稲刈りが終わり、大石田も秋が深まっていきます。(2011.9) nyuukai.html へのリンク | |||||||||||||
新着情報 | |||||||||||||
■駒籠を楽しもう!ツアー&総会行いました。 2013年10月26日(土)・27日(日) ■会報第7号発行しました⇒(2013.12月) |
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大石田を楽しもう倶楽部 事務局: 〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢 924−3−801 NPO法人 あったかキャッチボール TEL 080-1399-9167 emailkk-seiko@muc.biglobe.ne.jp |
大石田MAP(パルシステム東京作成 |
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大石田百姓保存会 大石田を楽しもう倶楽部の海藤さん・星川さん・田中さんたちのグループです。 無農薬や、できるだけ農薬を控えた農作物を作っています。 ●海藤平太さん、 大石田を楽しもう倶楽部の代表です。自然の生理に合った養豚をモットーに農業をしています。お米も作っています。 海藤さんの大石田だより 9月20日から稲刈りを始めています。 昨年よりの6日遅れのスタート。 やっぱり長雨と低温の影響がありますね。 影響はそればかりではありませんでした。 稲には早稲、中稲、晩稲がありまして、 俺のところのヒメノモチは早稲になりますし、 アキタコマチは中稲、ササニシキは晩稲に分類されます。 8月中旬頃からの低温と長雨は 晩稲のササニシキに不稔粒が発生してしまいました。 受粉できなかったのです。 そんなにひどくはないけれど・・・・がっかりです。 これからは、秋晴れの良い天気を期待しておりますが、 どうでしょうかねェ・・・ 雨が続くと田んぼがぬかるんで大変なんです。 稲も倒れて品質が悪くなっちゃうしねェ・・・ こまった事に、昨日と今日、雨ふりなんだなァ 稲刈りができないでうろうろしております。 ☆山形はおいしいいも煮の季節になりました。 雨のおかげで里いもは大きく育っています・・・! 食べにおいで〜 ●星川松雄さんと後継ぎの裕一さん。星川さんのスイカ畑の下は平安時代の遺跡があります。 大石田を楽しもう倶楽部会員海藤さんや星川さんたちの百姓保存会が作った特別栽培米。 雪深い次年子(じねんご)の雪室で貯蔵し、精米してお届けします。 次年子とは、昔冬に生まれた子供は、雪が深い土地ゆえ出生届が次の年になってしまうことからつけられた地名で、 今では大石田そば街道の中心地。遠方からたくさんの人が訪れます。 ★お米の申し込み用紙はこちらです。 |
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●田中正信さん 埼玉県で先生をしていたときに海藤さんと知り合い、 18年前に家族で大石田に移住しました。 現在は公民館の館長さんです 大石田をこよなく愛し、 大石田を語り始めると止まりません。 コラム 町民歌 田中正信(大石田百姓保存会) 唐突ですが、ぼくは大石田町と隣の尾花沢市が合併することに反対しました。住民投票の結果、合併はしないことになりましたが、べつに尾花沢市が嫌いだとか、財政がどうなるとか、住民サービスがどうなるとかはあまり眼中にはありませんでした。反対する理由はたったひとつでした。大好きな町民歌が歌えなくなるということでした。 「最上川の上空にして 残れるはいまだ美しき虹の断片」斉藤茂吉の歌にメロディをつけたものです。重厚なメロディが茂吉の歌とともに、この大石田の風土をすべて表しているのです。 「白き山」と茂吉が詠んだ葉山。葉山は四季折々に見事に彩を変えます。木々の萌える春色、森深い緑の夏色、錦の万華鏡の秋色、そしてモノトーン白き山の冬色。大石田の人々は葉山の色の移ろいを心に刻みながら暮らしているのです。その繰り返しがここで暮らす私たちの人生なのです。いつも葉山とともにあるのです。 「最上川」は山形県内のみを流れて日本海に注ぎます。源流部の米沢から河口の酒田ま で流域の山々の清流を集めて海へと向かいます。上流から下流までの景観は実に多様でその表情はすべての地域で異なるのです。よどむことなく、とうとうと流れる最上の流れにあってたゆたう笹舟のような私たちの人生。不動の葉山に抱かれながらも最上の流れに生きることのはかなさを見たとき、「美しき虹の断片」こそが希望の光として残ったのです。と、勝手に私はこの歌を味わっているのです。 「最上川の上空にして 残れるはいまだ美しき虹の断片」 「最上川の上空にして 残れるはいまだ美しき虹の断片」 すばらしい町民歌でしょう。 ≪おまけ≫ 茂吉の歌碑がある虹ケ丘公園から雨にけむる最上川。 左は蕎麦の在来種にもその名が残る来迎寺地区。 |
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●ブルーノ・ピーフルさん ブルーノさんはフランス生まれの陶芸家。 栃木県益子町で陶芸を学び、大石田の土が気にいって、縁あって大石田に移り住みました。 作陶展が開かれました。 ブルーノさんの作品はどことなくフランス風ですが、不思議に日本の古いものともマッチします。 和風的な作品もあり、遊び心を含みながら実用的です。 家の隣に設置した建物の中の「トトロ」?の登り釜の前に座るブルーノさん。 登り窯には年2回火入れをするそうです。 ブルーノさん手作りの家、フランスの様式で石を積み上げて作っています。 この家はここまで造るのに15年かかりました。細部まで完成するにはあと15年ぐらい。 悠久の時間を感じます。 外には登り窯に使うための薪が積まれています。赤松だそうです。 |
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